2021.09.08

先日、「香害」に関するオンライン勉強会に参加してみました。

育休中は、平日昼間に開催されるオンライン企画に参加できるのが嬉しいです。

最近は、食事や環境問題など、関心はありながらも仕事中はなかなか時間が取れなかったテーマに注目して参加しています。

 

さて、みなさんは「香害」ってご存じですか?

柔軟剤や芳香剤などに含まれる合成香料に対し、

頭痛や吐き気、アレルギー反応などを起こす人が一定数いることが分かり、

最近問題となっているそうなのです。(私は知りませんでした)

 

小学校の給食当番で、前の子が家庭で洗濯した際の柔軟剤に反応したり、

電車内で近くに乗っている人の香水や衣類に着いた消臭剤で気分が悪くなったり、

日常生活に支障が出るくらい困っている人もいるとのこと。

 

においの好き嫌いの問題ではなくて、におい物質(化学物質)へのアレルギー反応であることがポイント。

 

私自身はおそらくこの過敏症には該当せず、様々な芳香剤も

「いいにおいだな~」と感じてしまいます。

ただ、環境問題への意識から、ここ数年は洗濯洗剤は合成洗剤ではなく石鹸洗剤を使い、柔軟剤は使用していません。

消臭剤や香水も使わないので、現在は香害の「加害者」にはなっていないと思うのですが、

10代の頃はBanやAg+といった制汗剤が流行りまくっていたので、

体育や部活の前後にはシューシューかけ散らかしていました。

当時、周囲に化学物質過敏症の人がいたら、辛かっただろうな。。

 

この勉強会の中で一番「なるほど!」と思ったのは、

「無香料」=「におい物質ゼロ」

ではないということ。

製品を作る過程で発生するにおい(原料のにおい等)を消すために、

「臭いを消すための化学物質」を追加しているのだそうです。

 

つまり、「無香料」の製品でも、化学物質過敏症の人は症状が引き起こされてしまう。

しかも、におい源が特定できなくなってしまうため、尚のこと始末が悪いと。

 

 

でも、これって「香りのついた商品はNO!」という単純な問題ではないですよね。

だって、世の中には化学物質を使用していない、いわゆる「天然」のにおいを不快と思う人もいるわけで。

「加齢臭」「口臭」は嫌われる天然臭の代表選手。

これらの臭いで周囲を不快にしないように・・・

と配慮して、消臭剤や柔軟剤、香水などを使っていたら、今度は

「化学物質を使った香料はやめてください!」

と言われてしまう。

 

化学物質を使わない、完全化学物質不使用のアロマオイルは

かなり高価で、日常使いするのはハードルが高い。

 

しかも自分から発せられる臭いって、自分では分からないのが辛いところ。

 

私も先日、夫から「朝起きたての口臭がキツイ」と言われショック!

すぐに歯磨きして、「どう?」と口臭チェックしてもらったけれど、

「うーん、まあマシかな」と微妙な返事!

 

「歯磨きしても消えないんかい!!

もしかして・・・患者さんからも『口臭い』って思われてる?!」

と今でも気にしています。

 

私の好きなマンガ「アラサーちゃん」にも

「女性にとって、性器が臭いと思われるのは、顔や体形をディスられるよりはるかにダメージがでかい」

という内容の一コマがありました。

 

「臭いって思われたくない」「体臭はマナー違反だ」

という意識が社会にある以上、香付き商品を駆逐するのはかなり難しい気がします。

化学物質過敏症の人にダメージを与えないような、また環境にも優しい、安全な商品が選べるようになるといいのかな。

 

 

「におい」と言えば、尿のにおいについて書きたいことがあるのですが、

長くなりすぎるのでまた今度。